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あいさつ
沖縄県知的障害養護学校pTA連合会
会長 金城英一
沖知P連10周年の記念すべき節目を迎え、「記念誌」を発刊するにあたり、一言ごあ
いさつ申し上げます。本会は、平成3年2月10日、県立大平養護学校において「知的障
害養護学校の充実発展を促進し、会員相互の協調を図ること」を目的に県教育長をはじめ
多数の来賓の臨席のもと沖精p連が結成されました。本会は、今年で結成10周年を迎え
現在は県立の全知的障害養護学校pTA(8校)が加盟しており、会員数も1,700人を数
え障害児の社会的地位向上のため諸活動を推進しているところであります。近年障害者に
対する理解が進んだとはいえ、障害者を取り巻く社会環境は厳しく、本人の身となり家族
の立場に立ってみれば、施策も県民の認識も未だしの感があり、多くの課農が山積みされ
ており、本会の取り組みが期待されているところです。
発足以来10年間の足跡を顧みますと、@スポーツ交流大会の開健(回を重ねる度に盛
会となっております。)A全国大会、九州大会における情報交換及び報告会(全国大会に
おいては、九州地区代表として活発なる発表等もありリーダー的存在でもあります。平成
11年九州地区大会は、沖縄大会として開催し大盛会となりました。その年より沖精p連
から、沖知p連に変更しております。)B県議会への陳情要請。C会報誌の発行。D県教
育庁生涯学習振興課に対する予算獲得運動など、様々な視点から実に素晴らしい活動を推
進しております。その歩みの偉大さに、これまで情熱を持って実践された、諸関係各位の
熱意と、御協力に深甚なる敬意を表すものであります。
折しも、今年は新世糸己という意義深い年であります。この記念すべき年に創立10周年
という節目を迎えるということは、本会にとっても喜ばしいことであります。しかし、10
周年という節目を迎えたということは、これまでの活動を反省評価し、これからの本会の
進むべき方向を明らかにしていく、この上ない機会であると考えております。10年間の
実績と、反省の上に立ってなお一層の結束を固め、相互の叡智と力を結集し、力強い活動
を展開しなくてはならないと痛切に考えます。
終わりに、本会に御尽力なされました、教育行政及び諸関係機関の方々に衷心より厚く
御礼を申し上げるとともに、10周年を契機に沖知p連の益々の前進を祈念し、甚だ、簡
単ではございますが私のあいさっとします。
ありがとうございました。
平成13年3月3日